オーガニックの検査とは?
オーガニックの検査はどうなっているのでしょうか
第3者認証は、申請者の作業マニュアル(内部規程)の実施状況を、年1回の実地検査で担保する「システム監査」で成り立っています。
システム監査は、「内部規程=基準に適合する生産方法」という考え方がベースになっています。
適合性監査は、生産ロットごとに「内部規程通りに生産できたか」という確認であり、有機JAS制度では「生産行程の検査」と呼んでいます。
つまり、有機JAS制度では、認証機関がシステム監査を、事業者が日常的な適合性監査を行うことで、有機食品の基準適合性を担保しているということです。
このように、しっかりと検査を潜り抜けているものだけを
オーガニックと認定することができます。
ナチュラルとオーガニックの違い
オーガニックとナチュラルは少し違います。
分かりやすく言えば、オーガニックは人為的な生産や生活の方法であり、ナチュラルは天然物・自然物そのものを指します。
栽培期間中に肥料やその他の人為的管理をしていればオーガニックの範疇、何もしないで落ちた実を拾うだけならナチュラルです。
自然採集物も、有機農産物としてオーガニック認定は可能となっています。
少しややこしいですが、養殖はオーガニックになり得ますが、海で獲れたハマチはナチュラルでありオーガニック認定にはなりません。
このように、オーガニックとナチュラルは人為的活動によるものかどうかで区別されます。
細かい話をすれば、土を耕すのも、種を蒔くのも、草を取るのもオーガニックの範疇です。
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有機JASとは?
禁止農薬や化学肥料、遺伝子組換え技術などを使用せず、
種まきまたは植え付け前2年(多年草は3年)以上、
有機的管理を行った水田や畑で生産されたものが「有機農産物」です。
そんな有機農産物を95%以上使用して
、薬剤や有機ではない原材料や製品などが混ざらないように製造したものが
「有機加工食品」です。
つまり、そういった規格をクリアしたもの
国の基準を満たしたうえで
有機JASマークが貼付されていない農産物や加工食品の名称に「有機」や「オーガニック」といった言葉を使用することは禁止されています。
有機農業は、安心安全な食べ物を供給するだけではなく、自然循環機能の維持増進を図り、健康で肥沃な土壌を作り、環境問題へ配慮するなど、人にも地球にも優しい農業です。